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ゼンマイ刃固定具

特許取得後もさらに進化

ゼンマイ刃の固定を両面テープではなく、磁石で固定する仕組みを考案し、「エコマグ」の商品名で展開しているフナミズ刃型製版は、さらに”進化”させた箔押し用のエコマグを開発、特許も取得するなどで注目の的になっている。

印刷機にゼンマイ刃をセットする際、両面テープを使用するのが一般的。しかし、貼り付けた際に入るシワやごみ、テープのクッション性などが抜きムラの原因に。そこで、協力なネオジウム磁石を使って、刃型を固定するエコマグを公安。これにより抜きムラはもちろん、鉄ベラで刃型を剥がす際に機械や刃型を傷めてしまうという問題はなくなり、ゼンマイ刃の取り扱いが簡単になったとして、全国のシール印刷加工業者から引き合いが増え続けている。

同社ではさらに箔押し用のエコマグを開発。これには、熱に強いサマリウムコバルト磁石を採用。しかし、耐久性がないので、それをカバーするための補強をしたり、滑り止め用のシリコン素材の両面テープを使うなど試行錯誤の結果、耐熱性と耐久性ををクリアした箔押し用の「エコマグゴールド」の商品化に成功した。

エコマグゴールドは、ゼンマイ刃用のエコマグが50ニュートンで動き出したのに対し、90ニュートンまで耐えた。こでは垂直方向に9キログラム程度の力に相当するもので、エコマグの1.8倍の垂直抗力がある。

同社ではこのほか、ベニヤ貫通刃用やフレキシブルダイ平抜き用も商品化しており、エコマグの用途はさらに拡大し、進化を続けていきそうだ。