フレキシブルダイが出来るまで

こんにちは!フナミズ刃型製版です。
今回は「プチ工場見学」ということで、フレキシブルダイの製造過程についてご紹介したいと思います!
弊社では鋼板(こうばん)を材料とし、一枚の板から刃型を製造しており、

1.作図
2.露光
3.エッチング
4.マシニング

という過程を経て製造されます。

製造過程

①入稿頂いたデータや寸法・図面を基にデータを作成し、ネガを出力します。

②出力したネガを、フレキシブルダイの材料である鋼板と貼り合わせて露光を行ないます。

③鋼板を鉄液という液体にかけ、刃の基となる部分以外を溶かします。この作業を「エッチング」と呼びます

④刃先や刃の高さを整えるため、マシニングセンタという機械にかけ刃を作り上げます。
⑤その後、指定の材料にてムラなく抜けるかの試し抜きを行い、フレキシブルダイが完成します。

データの作成〜刃型が出来るまで少なくとも3時間、その後糊の付着防止にフッ素を焼き入れするのに約2時間。
一つの刃型が完成するまでに5時間以上の時間を費やします。
※もちろん、同時に進行出来る部分もあるので、5時間で1型しか生産出来ない訳ではありません。

まとめ

一枚の板から刃を削り出すので、複雑な変形や多面付なども精度にムラ無く、さらに形と面数によってはゼンマイ刃よりも安価で作製が可能です。
また、別途冶具を揃えればゼンマイ刃と同じように平抜きでの使用も可能で、抜き加工の幅を広げることができます。