こんにちは!
今回は、先日ラベル新聞さんにも取り上げて頂いた、「サイドポンチゼンマイ刃」について、もっと掘り下げて紹介していきます!!
サイドポンチゼンマイ刃って??
ビク型の業界ではポピュラーな刃なのですが、ゼンマイ刃では聞くことがなかなか無い用語。
くり抜き刃の側面に窓が開いていて、打ち抜いたカスが刃の中を通り、窓から排出されるという画期的な刃型です。排出されたカスは、刃型の中に溜まるように作られているので機械を止めることなく、連続しての打ち抜き加工が可能になります。
詳しく見てみよう!
こちらは、Φ2mmのサイドポンチゼンマイ刃です。
刃の側面に穴が開いており、抜いたカスはこちらを通って排出されます。刃の中に溜まらないの?と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、心配ご無用!刃の内部はスロープ状になっている為、カスが溜まることなく排出される仕組みになっております。
刃を型にセットするとこのような形になります。カスが溜まるスペースはお客様の要望に応じてサイズを決められます。
実際に使用してみると
このような形で、カスが刃型の中に溜まっていきます。
拡大。
もし枠内がカスでいっぱいになってしまっても心配ご無用。蓋(フィルム)を剥がして中身を捨てれば元通り。
ご使用前に・・・
画期的な発明品、サイドポンチゼンマイ刃なのですがどんな物にも対応している訳ではありません…。
・現状、Φ2~5mmのくり抜き刃でのみ作成可能
・刃高12mmのみ作成可能
・全抜き専用(刃型作成の構造上、ムラは出やすいです)
これらの条件についても解決できるよう鋭意努力をしております。
これからも新製品、新情報など随時皆様にご提供していきます!
宜しくお願い致します。