樹脂版の種類と特徴!

当社で取り扱うシール印刷用の樹脂版ですが、種類が沢山ありすぎてどの版材を使えばいいかわからない。
なんてお悩みはございませんか?

印刷機種、材料、デザイン内容、再現性を重視するか耐刷性を重視するかなど様々な要因により
その時々で適した版材は変わってきます。

今回のブログでは、当社で取り扱う樹脂版の種類と特徴についてをご紹介させていただきます。

樹脂版の種類と特徴

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過去に行った版材の比較検証や、お客様のレビューを元に当社で取り扱う版材の硬度とベース厚と特徴をまとめた資料です。
版材を選定する際の目安として、社内でも使っています。

この資料の中ですと、XSYS製の「WF SHARP Digital」が新しい版材です。
CTP版の中でも硬度が1番高いことが特徴で、平圧印刷、エンボス用の雄版、活版印刷で特に好評です。

また当社では印刷機種、デザイン内容、ご使用する紙に適した版材の選定を行いますので、
お気軽にご相談ください。

樹脂版の名称変更

昨年12月から「GL-L9T」が廃盤となり、後継の「DF95Y」が販売されました。
印刷の性能に変わりはありませんが、刷版時の洗い出し性能が向上し不要なカスの付着が軽減されました。

また当社で調べたところ、富士トレリーフ製の樹脂版の名称が変更されてきたのは下記3品番でした。

【DF95Yの名称】
DWF95DT→DWF95DTN→GL-L9T→DF95Y

【GL-L9Dの名称】
DWF95D2→DWF95D3→GL-L9D

【GL-L9S2の名称】
DWF95BS2→GL-L9S2

因みにDWF95やGL-Lは何の略かというと、以下の通りです。

【DWF95】
D→デジタル
W→ウォッシャー(水現像)
F→フィルムベース
95→0.95mm厚
(近年は水現像のWを省略してDFという品名が用いられます)

【GL-L】
G→GRANPACSというフジフイルム様のシリーズ名
L→レタープレスのL
L→LAMタイプ版(ブラックレイヤーがあるCTP版)

以上、余談でした。

今後もシール印刷を中心に凸版印刷にまつわるニュースやお役立ち情報を発信しますので、
宜しくお願い致します。

最後までお読みいただきありがとうございました。