2022シールラベルコンテスト用版・型キャンペーン!

先日、全日本シール印刷協同組合連合会様のホームページにて、シール・ラベルコンテストの実施要項と規定課題について公開されました。当社では毎年恒例、特別キャンペーンを実施し、シール・ラベルコンテストで使用される製版と刃型を特別価格でご提供させていただいております。

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※【CTP版(AM/FM)・型セット】は、AMスクリーンを用いた版とFMスクリーンを用いた版の2種類を作製いたします。AMスクリーン、FMスクリーンのどちらかのみで良い場合は【CTP版・型セット】をお求めくださいませ。

印刷時の注意点について

シールラベルコンテスト規定課題の審査はターゲット見本と比較して行われます。審査基準としては、見当精度や画線のシャープさ、網点とグラデーション、インキのノリとムラ、色の正確性(規定課題)といった項目が挙げられます。
昨年のシールラベルコンテストの際に印刷時の注意点についてご案内させていただきましたので、今回は「版の選定について」ご紹介していきます!

版の選定-規定課題⑧平圧式凸版印刷-

特色3Cで上質55への印刷です。今回、CTP樹脂版の「GL-L 9T」、CTPフレキソ版の「DF95T1」と「QH95T」の3種類で印刷テストを実施していただきました。なお線数はすべて175線での印刷です。(画像クリックで拡大できます)

GL-L 9Tシャープに印刷はできるが、アミ点がカスレ気味になる。圧とインクの調整が難しい。
DF95T1アミ点のカスレは無いが濃度が出にくい。インクの出し量で工夫すると良さそう。
QH95Tインクのりが良く、印圧の加減がしやすい。ハイライト部分の濃淡をうまく出せれば◎

試して頂いた3種類の版の印刷結果からみると、インクのりの良さはQH95Tが一番でした。ただ、キャラクターの輪郭がやや太めに出てしまうのが気になる所です。
いずれの版にせよデータ通りに製版するのではなく、ご使用していただく印刷オペレーター様に合ったオンリーワンの工夫が必要と感じました。

版の選定-規定課題⑨輪転または間欠輪転式凸版印刷

間欠の規定課題は従来の再現性の高いCTP版に加えて、今年は硬度が高い新しい樹脂版をご用意しております!
平圧用の樹脂版と同等の硬度なので、印圧をかけて潰れにくいのが特徴です。

印刷見本

早速CTP樹脂版「GL-L 9T」を使用しての印刷テストを行っていただきました。今回印刷が難しい部分はなんと言っても顔周辺の細かなアミです。中でも頬と鼻の下のマゼンタが切れている箇所を見本通りにするのは至難の技!眉や目、鼻、顔の輪郭など‥4色掛け合わせになっていて見当合わせも難しいです。さすがラベルコンテスト!!といった内容となっております。

自由課題でのご相談もお待ちしております

昨年シールラベルコンテストでの「一般社団法人日本印刷産業連合会会長賞」を受賞した作品でも協力させていただきました。
https://www.hagata.co.jp/2021/12/22/flexisoplate/

既に応募を決めておられる方も、まだ考え中の方も、社内研修の一環としての使用を考えられている方も、フナミズの刃型やフレキソ版を試してみたいと思われている方も
この機会に是非お問合せ下さいませ♪