シルバートナーと白トナーの印刷

昨年9月にブログでご紹介させて頂いて以来、お問合せ頂く機会が増えてきたレーザープリンタでのシルバートナーと白トナーの使用。今年弊社で印刷した年賀状は、年賀はがきにシルバートナーを使用し、その上にプロセスカラー+白印刷した透明PETのラベルを貼り合わせて作成したものでした。

今回は、改めてそれらをご紹介させて頂くとともに、そこに関わる当社の取り組みについてもご紹介させて頂きます!

シルバー印刷


年賀はがきにはプロセスカラー4C+シルバーの印刷を行いました。シルバーは他の色と組み合わせることによってメタリックカラーとしても使用することができます。

白印刷

透明PETにプロセスカラー4C+白印刷です。

ラベルを剥がして裏面を見てみると・・・
今回は白印刷→プロセスカラー4Cの順番での印刷を行いましたが、もちろん逆刷りも可能です。

貼り合わせ・デザイン

実際に皆様のお手元に届いた年賀はがきがコチラになります。

白トナーの印刷は完全な隠蔽性があるわけではないので多少下地が透けて見えてしまいますが、一般的なラベル印刷で使用される白インクよりは濃いかと思います。

当社の年賀状デザインは、社内のデザインコンペにて採用されたものです。
デザインの条件は「社内の技術や設備を利用し、魅せることができること」

今年は部署や役職を問わず計6点、トラの歯形をエンボス加工したものや刃材をトラの縞模様にしたもの等、当社の特色を活かした面白いデザインが集まりました。その中で採用されたのが、導入したばかりのプリンタの特性をうまく活かしつつ、ホワイトタイガーを鏡餅に見立て、その上にミカンのかぶりものをつけた子トラを乗せたかわいらしいデザインのものになります!

さて、この鏡餅の上のミカンですが、実はミカンではなく橙(だいだい)という果実だそうです。橙の果実はちぎらないでそのままにしておくと2~3年は枝に残っていて、翌年、翌々年と新しい果実をを実らせていくことから「代代」と表記されることがあります。そこで子孫が代々(だいだい)繁栄しますようにという願いを込めた、おめでたい縁起物としてお正月に飾られるそうです。

FSC®マーク

2022年の年賀はがきにFSC®認証のマークが入っているのをご存じでしたか??
調べてみたら今回のはがきからFSC®認証の紙が採用されているとのことです。

FSC®認証とは、環境破壊や森林消失・生態系の崩壊などを防ぐために適切に管理された森林から伐採された木材を使用すること、製品製造~エンドユーザーの手元に届くまでの全過程でそれら木材だけを利用したという製品だという認証になります。
身近なものだと、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、紙ストローなどにこのマークが入っていることがあります。

当社もSDGsの理念に共感し遅ればせながら2021年よりSDGs取り組み始め、できることからということで社内で使用するコピー用紙をFSC®認証のものに切り替えております。そのため、こんなところにもこのマークが!!といった感じで発見することができました。

2030年までにより多くの持続可能な目標が達成できるように、当社も微力ながら積極的に取り組んでいきたいと思います。

当社のSDGsへの取り組みについて